台湾北東沖の地震(2008年2月28日、M4.9)

 2008年2月28日、台湾北東沖でM4.9の地震が起こりました(図1)。深さは0km(気象庁)です。

 台湾東部の南澳で最大震度3が記録されています(図2)。

 南北拡張の正断層型です(図3)。沖縄トラフ中央の地溝内で発生した地震です。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 0 4.9
台湾中央気象局 7.1 4.8
台湾広帯域観測網(BATS) 17 4.3



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。


(図2)震度分布。台湾中央気象局のデータを使用

(図3)地震のメカニズム解。本震のCMT解は台湾広帯域観測網の結果を使用している。それ以外のCMT解が防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)ものを使用している。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ50kmより浅い地震を表示している。


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