台湾南東沖の地震(2007年8月29日、M5.4)

 2007年7月23日、台湾南東沖の深さ22.6kmでM5.4(USGS)の地震が起こりました(図1)。

 台湾東部の蘭嶼島で震度4が記録されています(図2)。

 圧縮軸が東西方向の逆断層型地震です。フィリピン海プレート内で発生した地震です。

深さ(km) マグニチュード
気象庁 0 5.3
USGS 22.6 5.4
台湾中央気象局 6.3 5.5
台湾広帯域観測網(BATS) 18 5.1



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M4.0以上(PDEによる)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)震度分布。台湾中央気象局と気象庁のデータを使用。


(図3)地震のメカニズム解。過去のメカニズム解はHarvard大による(1976〜2006年、M5以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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