沖永良部島近海の地震(2007年4月21日、M5.9)

 2007年4月21日、沖永良部島近海でM5.9の地震が起こりました(図1)。深さは40km(気象庁)です。

 沖永良部島と与論島で最大震度4が観測されています(図2)。沖縄本島周辺でも震度1〜3でした。

 地震のCMT解は南東―北西方向に圧縮軸を持つ逆断層型です。通常、この付近の浅いところで発生する地震は正断層型なので、この地震のCMT解は通常と異なっています。地震の深さもやや深いことから、沈みこんだフィリピン海プレート内で発生した地震の可能性があります。

深さ(km) マグニチュード
気象庁 40 5.9
USGS CMT解 39 5.7(Mw)



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。


(図2)震度分布。気象庁・地方公共団体のデータを使用

(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ50kmより浅い地震を表示している。


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