与那国島南西沖の地震(2007年1月16日、M5.5)

 2007年1月16日、与那国島南西沖でM5.5の地震が起こりました(図1)。深さは28km(気象庁)です。

 与那国島で震度1、および台湾で最大震度2が記録されています(図2)。

 ユーラシアプレートと沈み込んだフィリピン海プレートの間で発生した地震と見られます。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 28 5.5
台湾中央気象局 16.9 5.4
USGS 56.1 5.2



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。


(図2)震度分布。気象庁・地方公共団体および台湾中央気象局のデータを使用

(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ50kmより浅い地震を表示している。


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