台湾南部の地震(2006年12月26日、M7.0とM7.1)

 2006年12月26日、台湾南部でM7.0(21時26分、日本時間)の地震とM7.1(21時34分)の地震が起こりました(図1)。マグニチュードはUSGSの値を使用しています。

 どちらの地震でも、台湾南西部で震度5が記録されています(図2)。台湾南部の恒春で死者が出ているようです。沖縄県内でも八重山諸島で震度1が記録されています。

 メカニズム解は、最初の地震が正断層型、2つ目の地震が横ずれ断層型です。ユーラシアプレートとフィリピン海プレートの衝突によって生じた低角逆断層型地震ではないように見えます。

  21時26分の地震 21時34分の地震
深さ(km) マグニチュード 深さ(km) マグニチュード
気象庁  0 6.9 0 7.2
USGS 10 7.0 10 7.1
台湾中央気象局 21.9 6.7 21.3 6.4



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M4.0以上(PDEによる)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2−1)震度分布。台湾中央気象局と気象庁のデータを使用。21時26分の地震。


(図2−2)震度分布。台湾中央気象局と気象庁のデータを使用。21時34分の地震。


(図3)地震のメカニズム解、Harvard大による(1976〜2006年、M5以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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