沖縄本島南東沖の地震(2006年12月7日、M5.0)

 2006年12月7日、沖縄本島南東沖でM5.0の地震が起こりました(図1)。深さは48km(気象庁)です。

逆断層型の地震です(図2)。この震源近傍では、北西−南東圧縮の逆断層型の地震が多く発生しています。沈み込んだフィリピン海プレート内で発生した地震です。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 48 5.0
USGS 27.7 4.9
防災科学技術研究所
CMT解
14 4.8


(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。


(図2)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ50kmより浅い地震を表示している。


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