台湾南方沖の地震(2006年10月09日、M6.1)

 2006年10月9日、台湾南方沖でM6.1の地震が起こりました(図1)。

 台湾南西部で震度3が記録されています(図2)。

マニラ海溝で沈み込む直前のユーラシアプレート内で発生した正断層型地震です(図3)。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁   6.1
防災科学技術研究所
CMT解
11 6.2(Mw)
Harvard CMT解 15 6.3(Mw)
台湾中央気象局 47.3 6.4



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M4.0以上(PDEによる)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)震度分布。台湾中央気象局のデータを使用。左:19時01分の地震(本震)、右:20時08分の地震(余震)


(図3)地震のメカニズム解、Harvard大による(1976〜2006年、M5以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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