(マグニチュードとメカニズム解を修正、2006.8.1)
2006年7月28日、与那国島南方沖でM6.2の地震が起こりました(図1)。深さは40km(気象庁)です。与那国島および台湾で震度3が記録されています(図2)。
ユーラシアプレートと沈み込むフィリピン海プレートの間で発生した低角逆断層型地震です(図3)。
深さ(km) | マグニチュード | |
---|---|---|
気象庁 | 40 | 6.2 |
台湾中央気象局 | 5 | 6.1 |
USGS | 21 | 6.1 |
防災科学技術研究所 F-Net CMT |
41 | 5.9 |
Harvard大 CMT | 39.3 | 5.9 |
(図1) 震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。
☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。
(図2)震度分布。気象庁・地方公共団体および台湾中央気象局のデータを使用
(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ50kmより浅い地震を表示している。