台湾東部の地震(2006年4月28日、M5.4)

 2006年4月28日、台湾東部でM5.4の地震が起こりました(図1)。深さは7km(気象庁)です。

台湾東部ので花蓮で最大震度5が記録されています(図2)。

フィリピン海プレートが台湾東部でユーラシアプレートに衝突しているところで発生しています。東南東−西北西方向に圧縮軸を持つ横ずれ断層型の地震です。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 7 5.4
台湾中央気象局 5.9 5.6
USGS 9.8 5.1



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M4.0以上(PDEによる)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。


(図2)震度分布。台湾中央気象局のデータを使用


(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ40kmより浅い地震を表示している。


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